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特集「ディノス・セシールのCSRストーリー」

Special 04 | セシールのインナーづくり | 女性一人ひとりの体と気持ちに寄り添うインナーづくり。 | セシール事業ディビジョン アパレル企画本部 インナー商品企画部 部長 本田 佳代

インナーは、女性にとって必需品であると同時に、気持ちまでも左右する大切なアイテムです。
セシールのものづくりへの想い、そして今後の取り組みについて、インナー商品企画部・部長の本田佳代がお話しします。

※2014年7月現在での取材内容に基づいています。

お客さまからいただく声が、価格以上の価値づくりにつながっている。

私は商品企画の担当になる前、品質管理部門で、商品の品質管理とともに、お客さまから寄せられるメッセージの確認や、それに対する商品の規格修正に携わっていました。ありがたいことに、商品を返品されるお客さまの半数以上は、サイズが違うといったことだけでなく、ここが良くなかったというメッセージを添えてくださいます。こういったメッセージに日々触れながら、プロの視点で考え、縫製を変えるなどの規格修正につなげるなかで、顔の見えないお客さまの声に真摯に耳を傾けることの大切さや、本当にいろいろなお悩みを持ったお客さまがいらっしゃることが理解できるようになり、お客さまの声に応えなくてはならないという想いが強くなっていきました。

私たちは、お客さまの声に応え、それをセシールのスタンダードにすることで、「この品質でこのお値段」を実現してきました。お客さまは最初、「これでいいわ」と思って買われるかもしれないのですが、価格以上の価値を感じれば「これがいいわ」という気持ちに変わるはずです。セシールを支えているのは、お客さまに満足いただくための品質へのこだわりなのです。

たくさんの「あったらいいな」の声から開発は始まります

体質、年齢、体型が違っても、より多くのお客さまに快適な毎日を。

ブラジャーの商品開発のヒントはいろいろなところにあります。
「背中すっきりブラ」は、10年ほど前に発売し、おかげさまで現在もロングセラーとなっている商品ですが、実は私自身の経験をもとに企画した商品です。育休中、ある温泉に行ったのですが、その脱衣所でお見かけした50代くらいの女性が、私が企画したブラを着けてくださっていたのです。私は嬉しくて思わず「そのブラジャー、私が作ったんです!」と声をかけてしまいました。するとその女性は「これ、とってもいいよ、気に入ってる。ありがとう」とお褒めくださいました。しかし、ブラのプロとして企画している私から見ると、背中のお肉がブラのしめつけのせいで段になってしまっていて、その女性の体型にはベストなものではない気がしました。また、保育園の送り迎えで会う同世代のママたちも、体型は普通か痩せ型なのに、やはり背中には段ができてしまっていました。そこで、年令や体型が違っても、ブラジャーを身につける上で“背中のライン”は、女性の永遠のテーマなのだと気付き、これは商品化しなくてはと思い、復職後、すぐに「背中すっきりブラ」を企画しました。そしてその後も「背中すっきり」というベネフィットを、より多くの方にお届けしたいという想いで、バリエーションを増やして展開しています。

ロングセラーの「背中すっきりブラ」。伸縮性の ある生地を広めに配して、背中や脇のお肉をフラットにおさえます
隅々の細かい仕様にまでこだわった、着け心地の やさしい「Tシャツみたいなブラ®」洗濯ネームは生地に直接プリントしているのでチクチクしない
着けた瞬間ワイヤーなしで美胸が完成する3D設計。心地よいフィット感で多くの女性に選ばれ、売上No.1を誇る「3D-BRA®」

また、お客さまの生の声から生まれた商品もあります。「Tシャツみたいなブラ®」は、「肌が弱くてブラジャーが着けられません。Tシャツの上からブラジャーをしています」という声がもとになって生まれました。肌側を綿素材にして、縫製部分ができるだけ肌に当たらないよう工夫したり、商品表示を直接プリントしてタグを取るなどの工夫をすることで、肌の弱い人だけでなく、肌触りの良いものを着けたいという方にも支持されています。

「3D-BRA®」は、私の隣にいた部下の一消費者としての声と、お取引先さまの“からだはまあるい”という発想がもとになって誕生しました。多くのブラは、バストの形を整えるためにワイヤーが使われていますが、痩せ型の彼女は「ワイヤーが身体に当たって痛い」といつも言っていたのです。「ワイヤーがなくてバストを綺麗にできるブラができたら究極よね、それがあったらどこのブラジャーよりも売れる」という話を、いつも二人でしていました。その想いを実現させるため、お取引先さまと試行錯誤を重ね、ブラとしては異例の5年もの歳月を開発にかけて、2010年についに発売することができました。現在も多くのお客さまにご支持いただき、セシールで販売しているブラジャーの中でも売上げ1位の商品となっています。

ブレストケアブラの開発とピンクリボン運動の支援。

乳がんの術後をやさしくサポートする「ブレストケアブラ」の企画は、私の知人が乳がんになったことがきっかけでした。開発を始めた2006年当時、乳房の代わりになるシリコンパッドは売っていましたが、術後の方が着ける専用のブラは店頭で殆んど見つける事ができませんでした。そこで、地元のピンクリボンかがわ県協議会の協力を得ながら、商品の企画が進み始めました。2008年春夏のカタログには、このブレストケアブラとともに、「セシールはピンクリボン運動を支援しています」というメッセージを掲載し、ピンクリボン運動の支援を開始しました。

当時は、私の部署だけの活動だったので、社内にもあまり知られていないものと思っていましたが、意外なことに、活動を知ったたくさんの男性社員から「こういうことっていいと思う。ピンクリボン以外にも何かあったらいいのにね」と、共感の声をいただくようになりました。

バストを包んで安定感のある着心地。思いやりをカタチにしたワイヤーなしブレストケアブラ

価値あるものをお求めやすく、それが女性への応援になる。社会貢献も、さりげなく、セシールらしく。

東日本大震災の数日後だったのですが、仕事仲間が集まって食事に行ったとき、セシールにできることは何だろうという話になりました。「今すぐ現地に行って、何か直接手伝いたい」と言う人もいましたが、「セシールとしては、ものづくりで貢献していくべきだろう」という考えで一致しました。女性は、お気に入りの下着を着けることで気持ちが上がったり、一日が快適になったりします。ですから、お客さまの求める価値を、お求めやすい価格で提供することが、創業時から変わらないセシールの基本姿勢であり、それが女性を応援することにつながると思っています。今後も、ものづくりを通して、さりげなくみんなの思いやりが積み重なり、それが誰かのためになる、そんなセシールらしい取り組みをしていきたいと考えています。

セシール 特集「ブレストケアブラ」
セシール 特集「ブレストケアブラ」
セシレーヌ 2014 VOL.2
セシレーヌ 2014 VOL.2

今よりもっときれいになるインナーカタログ。「人生を変えるブラ」を特集

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