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特集「ディノス・セシールのCSRストーリー」

Special 06 | メンズセシール | コットンから始まった、「エコ」と「生産国支援」。商品をきっかけに、新たな“気づき”が生まれたらうれしい。 | メンズ・キッズ本部 メンズ・キッズ部 メンズ・キッズユニット 松本 雄丞 Matsumoto Yusuke

女性向けのインナー・アパレルのイメージが強いセシールですが、男性向けの商品も充実していて隠れた人気商品があります。今回は『メンズセシール』が大切にする “コットン”を中心とした商品での取り組みについて、商品企画担当の松本 雄丞がお話しします。

※2016年7月現在での取材内容に基づいています。

『メンズセシール』のお客さまには肌触りや吸水・吸湿性の面で優れるコットンが好まれている

『メンズセシール』はビジネスからカジュアルウエア・靴・インナーまで揃う、男性向けのトータルファッションカタログです。セシールのお客さまがご主人用に購入されるケースが多いので、メンズとはいえ女性の目を意識した商品、紙面づくりを心がけています。商品の特徴で言うと、アイテムに関わらず、肌触りや吸水・吸湿性の面で優れるコットン素材が好まれる傾向があります。他社の同じような価格帯の商品は化学繊維の混率が高いものが多いので、差別化する意味でも『メンズセシール』のTシャツ、パンツ、ビジネスシャツなどの定番アイテムは、綿100%や綿の混率が高いアイテムを必ず揃えるようにしています。長袖のコットンポロシャツのように、長い間売れ続けているヒット商品もありますね。

人気のコットンアイテムで「エコ」と「生産国支援」の新しいチャレンジ

この7月に発行する『メンズセシール2016VOL.3』では、人気のコットンアイテムでエコや社会貢献につながる2つの取り組みにチャレンジします。

一つは『オーガビッツ』プロジェクトへの参加です。オーガニックコットンを少しずつ、多くの商品に採用することでより広く知っていただき、トータルで使用量を増やそう、というプロジェクト。インディゴ商品の企画をお願いしていた取引先が、この『オーガビッツ』プロジェクトの運営をしていたんですね。オーガニックコットンは、農薬や化学肥料を使わずに栽培するので土壌汚染も減りますし、栽培に関わる人々の健康被害も減らせる。ただコストが上がってしまうので、手ごろな価格の量産品で100%オーガニックコットンは、ハードルが高かったんです。でも『オーガビッツ』は全部ではなく一部(=bits)を置き換えるので、コストへの影響が少ない。販売側としては導入しやすいし、従来の商品と同等の価格帯で販売できるので、商品企画の一つとして採用しました。

『オーガビッツ』のジャケット・シャツ

もう一つの『カンボジア・コットン・プロジェクト』は、『メンズセシール』で人気のアイテムのひとつ、コットンパンツの生産国であるカンボジアの支援をするというものです。これも商談の中で、取引先から「カンボジアの荒地を綿花畑にするプロジェクトがある」という情報をもらったのがきっかけです。私たちが安くて良い商品という恩恵にあずかれるのは、生産国のおかげ。その生産国カンボジアでは、内戦の影響などによりもともとは綿花畑があった土地が荒れている…。そんな状況が心に引っかかってもいたので、お客さまの購入に応じた寄付で支援をすることにしました。当社の他のカタログでも同様の寄付の取り組みはありますが、商品の生産国を直接支援するのは初めての事例と聞いています。

『カンボジア・コットン・プロジェクト』対象商品の一例

社会貢献を優先するのではなくて、それも含めてビジネスとして成立することが大事

カンボジアはもともと学生時代に旅行したりして、長い歴史と文化があり魅力がある国だと思っていました。商品担当としての関わりもあり、縁がある国なので、カンボジア・コットン・プロジェクトでの支援にトライできたことは、嬉しく思っています。でも自分自身は社会問題に対しての意識は、決して高い方ではないんですよ。今回のカンボジア・コットン・プロジェクトも、基本的には社会貢献を優先するのではなくて、それも含めてビジネスとして成立することが大事だと考えていました。以前から、これからのビジネスは価格だけでは成り立たないのでは、という危機感は持っていたんです。今の時代は買う楽しみというか、買うに至る経緯、買った理由、買った結果感じ取れる満足感、そういった商品の付加価値をお客さまに提案できていないとダメなんだろうな、と。エコカーもそうですけど、ガソリン代というメリットがあってエコでもあることは、商品として必要な付加価値で大前提の時代。僕も一消費者の立場としてはそう感じていますしね。仕事では価格を中心に考えていて、今まではその辺を意識できていなかった反省はあるんですけど、でももう、それぐらいのことを考えていかないと商品として負けちゃう、そういう時代かなという気がしています。

好きな商品を買ったら環境や社会にイイコトがあった、という気づきが生まれたら嬉しい

商品は価格・品質・デザイン・その他の付加価値を含めたトータルの魅力が大事。なので、支援につながる商品だから売れる!という単純な図式にはならないですよね。お客さまが“買いやすい価格”で、“好きなコットン素材”だから買った商品に支援をつけ、その支援が必要な背景をお伝えして、ふとしたきっかけでお客さまが思い出してくださる…そんな“気づき”が広がると嬉しいですね。コットンが好きでコットンを選んでいるお客さまなので、この取り組みにも共感してくださると思います。

ビジネスマンとしても、一人の人間としても勉強させてもらっている感じ こういう取り組みをスタンダードにしていきたい

今回の取り組みをきっかけに、使われているコットンの原産国の状況や背景、種類、オーガニックとそうでないものとの差、その差が糸としての質にどう影響するのかとか、今まで以上に深く知りたくなりました。今回はカンボジアの支援ですが他の生産国はどうなっているのかとか、『メンズセシール』としてより良い支援の形って何だろうとか。ビジネスマンとしても、一人の人間としても勉強させてもらっている感じですかね。気持ちの入ったビジネスをしたいなあ…と思うようになりました。

『メンズセシール』について言えば、自分の好きなものを買って支援につながるような取り組みを、スタンダードにしていきたいですね。特に発展途上の、成長するための選択肢を選べないような国に対しての支援は必要だと思います。そういった国のおかげで、安くて良い商品を販売できるわけですから。いろんな経験値を増やして、今後の仕事に生かして行きたいです。

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