ますます“混沌”極まりない、小売の世界

「通販企業として長い歴史がある『ディノス』と『セシール』が合併し、株式会社ディノス・セシールが誕生してから、2016年で丸3年を迎えます。合併した当初と現在の市場環境を比べてみると、以前にも増して小売業界全体が“混沌”としており、競争がますます激化している、という印象を受けています。若い皆さんはご存知ないかもしれないですが、かなり昔の映画のタイトルにあった『仁義なき戦い』という言葉がまさにぴったりかもしれませんね。市場では小売各社が勝ち抜くため、生き抜くための様々な戦いを繰り広げている様相が見て取れるわけです。その中で通販のカテゴリーだけで見ても、同じ流通業同士だけでなく、異業種も含めてM&Aやアライアンスなどによる、業界再編が続いてきました。この動き自体は、今後ますます加速し拡大していくと思います。」

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新たな「ディノス・セシール」としての個性

「そんな中で合併した当社は、『ディノス』でもなく、『セシール』でもなく、『ディノス・セシール』という新たな個性を持った企業としての第1歩が、最近ようやく踏み出せたのではないかと感じています。やはり、異なる社風や文化でそれぞれ培われてきた価値観が融合し、お互いを理解し合えるのには、ある程度時間がかかることはやむを得ません。ただそれを乗り越えて、会社全体がお客様や商品、サービスに対する考え方等において同じベクトルに向けたことで、『ディノス』『セシール』という通販ブランドのそれぞれのお客様に対して、さらに高い価値をご提供できるようになったものと思っています。もちろん、通販事業をメインとする当社の骨子としてのベクトルが同一方向になったとしても、各ブランドのお客様に対して画一的なやり方を取る、ということ全くありませんし、お客様本位という点ではそうしてはならないのです。」

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カタログ通販は、ビジネスの“堅い”ベースとなるもの

「よく報道もされているのでご存知だと思いますが、ネットによる通販ビジネスは市場の数字としては大きく伸びています。そして当社も今以上にWeb機軸の戦略を展開していくことは経営上必須です。しかしながら、将来的にWebに凌駕されてカタログが無くなることはないと私は思っています。カタログはプッシュ型メディアである上に、同じプッシュ型のテレビと異なるのはその保存性です。保存性があるカタログは、お客様の手元に残ることで、次に買う動機付けになるものであり、これは絶対的な強みです。ですから、カタログ通販がベースである当社のビジネス領域は、ある意味“堅い”とも言えます。この“堅い”領域に加えて、Web、テレビやその他様々なチャネルを組み合わせていくことで、さらなるビジネスの広がりを目指しています。また、小売業が当社の基盤であることはこの先も変わらないはずですが、小売業以外の事業との新たな取組みについても、さらに企業規模を拡大していく上では視野に入 れていることの一つですね。」

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商売は戦いだから、「負けない人」を求む!

「私たちを取り巻く環境は年々厳しさを増していて、その中で企業として勝ち続けていかなくてはならないわけです。そんな中でどんな人材を求めているか、ということですが、必須条件としては『商売を好きになれる人』ということでしょうか。『商売』という言葉はベタに聞えるかもしれませんが、小売業はまさに典型的な『商売』です。金融のようにお金でお金を生み出すのではなく、商品やサービスを消費者に提供して、利益を得るのが小売という『商売』です。原始的ですが分かりやすいし、おもしろい仕事だと思います。その条件の上で、社内には実際にモノを売ることを考える人だったり、全く新しいビジネスを開発する人だったり、色々なタイプの人たちに集まってもらいたいと思っています。ですから出身学部についてもこだわりませんし、学んだ知識は問いません。ただ、企業人として協調性があること、責任感があること、そして当社が生き残るだけでなく、より大きく強くなっていくための戦いに挑むわけですから、どんな事態、局面にぶつかってもめげずに自分を持って、強く生きていける『負けない人』が望ましいと思っています。」

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学生の皆さんへ

「小売という商売は、これからさらに大変な時代に突入してくのは間違いありません。ですがそれでも『おもしろい!』と思えるのが小売です。目的がはっきりしていますし、そのための手段も明確です。無数に広げることもできますし、あるいはあるニッチな世界にとどまることもできます。その分、裁量権が広いことも魅力であるはずです。そして私たちが商品を販売することで、『喜んでくれる人』が必ずいる、というのも小売の素晴らしさです。私たちディノス・セシールは、そういった商売の楽しさを満喫できる企業だと思います。とてもユニークで、働く自由度も高い会社です。皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。」

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